1回目のフーコックは忙しかった。
VinWondersに行って、サファリに行って、ケーブルカーに乗って、ナイトマーケットでシーフードを食べて、Grand Worldを歩いて、夕日を見て、気づけば毎日ヘトヘトだった。
もちろん楽しかった。
でも2回目のフーコックを予約するとき、ふと思った。
「今回は、もう何もしなくていいかもしれない」
だから今回は、有名観光地をほとんど予定に入れなかった。
Googleマップのピンも増やさない。
“絶対行くべき”も調べない。
そして結果的に、本当に驚くほど何もしなかった。
でも、なぜか。
1回目より満足していた。
航空券+ホテルのセットで、数千〜数万円安くなることも
フーコックはリゾートホテルの料金差が出やすいため、 「航空券+ホテル」セットで総額を比べるだけでも思った以上に差が出ることがあります。 予約前に一度チェックしておくと、よりお得な組み合わせが見つかる可能性があります。
昼に起きて、海を見て、コーヒーを飲んで終わる
2回目のフーコックで一番変わったのは、朝だった。
1回目は、
「早く起きないと」
「ツアーに間に合わない」
「混む前に行こう」
みたいな感覚がずっとあった。
でも今回は違う。
起きたら10時を過ぎていた。
でも、誰にも怒られない。
とりあえずホテルのバルコニーに出て、海を見る。
ぼーっとして、
「今日どうする?」
と考える。
そして5分後には、
「まあ、後で考えるか」
になる。
フーコックって、この“後で考えるか”が成立する島なんですよね。
せかされる感じがない。
街全体がちょっとゆるい。
そのままホテル近くのカフェでベトナムコーヒーを飲んでいたら、気づけば昼だった。
ハンモックに寝ていたら、夕方になっていた
その旅行で、一番記憶に残っている時間。
それは有名観光地ではなく、カフェのハンモックだった。
海の前に吊るされていて、風でゆっくり揺れるだけのやつ。
最初は「5分くらい休憩するか」と思っていた。
でも気づいたら、本気で30分以上寝ていた。
起きたら空の色が変わっていた。
しかも不思議と、
「時間を無駄にした」
感じがまったくない。
むしろ、
「ああ、これをやりに来たのかもしれない」
と思った。
フーコックって、観光を“攻略”する島ではなく、人間をちょっとダメにする島なのかもしれない。
良い意味で。
突然のスコールすら、イベントになる
午後、突然スコールが降った。
でも予定がないので、誰も困っていない。
これが1回目の旅行だったら、たぶん焦っていたと思う。
「ツアーどうなる?」
「移動どうする?」
「今日の予定全部ズレる?」
みたいな感じで。
でも今回は、カフェの軒下で雨を見るだけだった。
近くのローカルのおじさんは、プラスチック椅子に座ったまま微動だにしない。
隣のベトナム人グループは、なぜかスコールを見ながらずっとひまわりの種を食べている。
そして店員さんは、特に急ぐでもなく、ぬるっと追加のアイスコーヒーを持ってくる。
この“全部ちょっと遅い感じ”が、だんだん心地よくなってくる。
「今日は何したっけ?」の日が、なぜか良い
旅行が終わって写真フォルダを見る。
1回目のフーコックは、観光地の写真でいっぱいだった。
でも2回目は違う。
- 海
- コーヒー
- 夕日
- 半分飲んだココナッツ
- 謎の犬
- やたら多い空の写真
しかも不思議と、そっちの方が記憶に残っている。
「今日は何したっけ?」
と思い返すと、
- マンゴー食べた
- 昼寝した
- 夕日見た
- 海をぼーっと見てた
くらいしか出てこない。
でも、その“余白”が妙に良かった。
大人になると、何もしない時間って意外とない。
常にスマホを見て、常に何かを調べて、常にどこかへ移動している。
だからフーコックで、
「今日は特に何もしてない」
という日を過ごしたのが、逆に贅沢だった。
2回目のフーコックは、“観光地”よりホテル選びが大事になる
そして2回目以降のフーコックで重要になるのは、実は観光地ではなくホテルかもしれない。
なぜなら、滞在そのものが目的になるから。
例えば、
- バルコニーで海を見続けられるホテル
- プールにそのまま沈没できるホテル
- 朝食後に部屋へ戻って二度寝したくなるホテル
- 雨の音が気持ちいいホテル
- サンセットを見ながら何時間も過ごせるホテル
こういうホテルが、2回目以降は異常に刺さる。
実際、
「どこへ行くか」より、
「どこでだらけるか」
の方が満足度を左右した。
だからフーコックって、初回より2回目の方が好きになる人がいるんだと思う。
まとめ|フーコックは、“何もしない”が成立する珍しい島だった
旅行って、何かを“する”ものだと思っていた。
でもフーコックでは、何もしない時間の方が記憶に残っていた。
観光地へ急がなくてもいい。
予定を詰め込まなくてもいい。
ハンモックで寝て、スコールを眺めて、夕日を見ていたら1日が終わる。
でも、それが妙に気持ちいい。
もし1回目のフーコックで有名観光地を回りきったなら、2回目はぜひ、“何もしない3日間”を試してみてほしい。
たぶん帰国後、そっちの方が記憶に残っています。
次のフーコックでは、予定を減らすほど、たぶん満足度は上がります。
そして気づくと思います。
「この島、何もしないのが一番良いのかもしれない」と。


